血管の主な病気

血管の主な病気:心臓から拍出される血液を全身に送るのが血管の働きです。主な病気には、動脈硬化、高血圧症、動脈瘤などがあります。

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血管の主な病気一覧

モヤモヤ病/
脳動脈造影で、脳底部にモヤモヤした異常血管網がみられる病気です。10~15歳以下の若年群と、30歳をピークとした成人群にみられます。
血栓静脈炎(けっせんじょうみゃくえん)、静脈血栓症(じょうみゃくけっせんしょう)/
血液の変化や血流の障害が主因となるものを静脈血栓症、静脈壁の障害が主因となるものを血栓性静脈炎といいます。
振動病(しんどうびょう)/
チェーン・ソーや振動工具使用者にみられ、手指が白くなって、しびれ、痛みなどがあります。レイノー症状、知覚鈍麻、筋力低下、骨関節変形などがみられます。
レイノー病/
発作的に四肢末端の血行障害をおこす病気で、40歳以下の若い女性に多くみられます。寒冷や精神的緊張などを誘因に、両側指先が対称的に蒼白化し、冷感、しびれ、痛みなどをおぼえます。
動脈血栓症(どうみゃくけっせんしょう)/
血管内膜に傷ができると、そこに血栓を生じ急速に発育して血流障害をきたします。これが動脈血栓症です。中年以降の男性によくみられる病気です。
閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)/
ほとんどが下肢動脈にみられる動脈硬化性の慢性閉塞症です。中年以降の男性に多くみられますが、年齢層は60代が多く、70代、50代でもみられます。 ド肢の冷感、しびれにはじまり、レイノー症状、安静時下肢痛などが症状としてあらわれます。
大動脈炎症侯群(だいどうみゃくえんしょうこうぐん)/
高安病(たかやすびょう)ともいわれ、若い女性に発生することが多い病気です。めまい、失神、頭痛、視力障害、四肢の知覚異常、動惇などがあり、さらに血管性雑音、模骨動脈の脈拍消失あるいは減弱、高血圧、花冠状眼底、大動脈抗体などがみられます。
四肢動脈塞栓症(ししどうみゃくそくせんしょう)/
四肢動脈に栓子がつまり、急激に血流途絶を生じた状態をいいます。症状は突然、患肢に激痛をおぼ え、そこから末梢は蒼白となり、知覚はなく、脈拍も触れません。しだいにチアノーゼから壊死を生ずるようになります。
血管炎(けっかんえん)/
血管に炎症、増殖など生じた状態を血管炎といいますが、血管炎が主要病変となる病気はたくさんあり、したがって症状もさまざまです。
大動脈縮窄症(だいどうみゃくしゅくさくしょう)/
大動脈弓と下降大動脈の移行部で、大動脈が先天的 に狭窄しているものを大動脈縮窄症といいます。 単純なものは、小児期にはほとんど症状はなく、身体検査で高血圧、胸部背部の血管雑音と指摘されて発見されることが多いようです。
多発性小梗塞(たはつせいしょうこうそく)/
脳の深部に直径0.5mmから1.5mmくらいの小梗塞が多発している状態をいいます。運動が緩慢で自発性が少なく、こきざみ歩行、言語障害、囁下障害、物忘れなどで、パーキンソン病や老年痴呆と混同されやすい病気です。
脳梗塞(脳血栓) のうこうそく のうけっせん/
60歳以上の発生率が高いのですが、最近では40歳代の人にも、しばしばみられるようになりました。 発病は睡眠時に多く、全例の40%を占め、症状は経時的推移を示し、数時間から数日の間にピークに達し、致死的でなければ回復に向かいます。
くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)/
くも膜下脛に出血するもので、脳卒中の10%程度を占めます。突然のはげしい頭痛ではじまり、吐きけ、嘔吐、項部強直、意識障害が現われ、ときどきけいれんをともないます。
脳卒中(のうそっちゅう)/
40代以降での発生率が高く、仕事、食事、用便、外出、入浴などの活動時の発病が全体の60%を占めています。頭痛、嘔吐、吐きけなどではじまり、意識障害、片麻痺、知覚障害、言語障害、失禁などが出現します。
静 脈 瘤/
静脈血は動脈血に較べると、圧も低く、速度も遅いので静脈壁は薄く、拡張しやすいのです。そのため、血液うっ滞が原因となり局所的に瘤状に拡張し、静脈瘤とよばれています。
動 脈 瘤/
動脈内腔が局所的に拡張し瘤状に隆起した状態であり、大動脈に生じた大動脈瘤では真性大動脈瘤と解離性大動脈瘤の二つの型があります。
高血圧症/
90%が原因不明の本態性高血圧症と呼ばれるものであり、腎臓病、内分泌疾患などに併発する2次性高血圧症は10%にすぎないのです。
動脈硬化/
動脈壁の内膜に脂質(コレステロール)が沈着したり、繊維化が生じてくる病変で、動脈壁は肥厚し、硬化して、内腔もせばめられ、進行すると石灰も沈着して弾性が失われます。