子供の主な病気

子供の病気とその症状について説明しています。

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子供の主な病気一覧

神経芽細胞腫(しんけいがさいぼうしゅ)/
これは一歳以下の赤ちゃんに発病することの多いがんで、主に副腎にできるがんです。初期症状として発熱、手足のはれや痛み、腹痛、不機嫌などが見られますが、この病気に特有の症状というのは特にありません。
網膜芽細胞腫(もうまくがさいばうしゅ)/
眼の網膜にできるがんで、ほとんどが3歳以下で発症します。網膜にがんができると視力が低下します。 目が見えていないように思えたり、瞳の奥に白いものや光るものがみつかり病気が発見されます。
ウイルムス腫瘍(ウイルムスしゅよう)/
腎臓にできるがんで、5歳以下で発病します。2つある腎臓のうち片側に起こるのがほとんどですが、左右両側にできることもあります。乳児期に腹部の腫瘤として発見されます。
白血病(はっけつびょう)
皮下出血、鼻出血、リンパ節腫脹、肝臓や脾臓の腫大などがおもな症状ですが、実際には原因不明の発熱が長くつづき、血液をしらべたら、白血病とわかったというケースが多いようです。
伝染性紅斑(でんせんせいこうはん) りんご病/
初夏から秋にかけて、特に幼稚園や保育園、学童に多い疾患です。1週間の潜伏期のあと、急に顔の両ほおに紅い斑点が現われます。この斑点はしだいにくっついて、リンゴのようなほっペたにみえるので、りんご病と俗称します。
サルモネラ感染症(サルモネラかんせんしょう)/
サルモネラはヒトや動物の腸管内に生息し、食物や水を介して、またヒトからヒトに感染します。サルモネラ感染症としては飲食物を摂取し胃腸炎を起こす食中毒が最も多いようです。
ポリオ 急性灰白髄炎(きゅうせいはいはくずいえん)/
ポリオは、ポリオウイルスが口から体内に侵入し、発熱や頭痛ときに急性麻痺症状を起こす感染症です。昔は小児麻痺とよばれていた病気ですが、脳性小児麻痺と混同しやすいので、いまはポリオとよばれています。
ジフテリア/
急性の感染性疾患で、原因は細菌ジフテリア菌です。呼吸路がおかされますが、心臓、腎臓、神経系がおかされることもあります。近年日本では、予防接種の徹底により、ひじょうに少なくなってきました。
百日ぜき(ひゃくにちぜき)/
百日咳菌に感染して起こる独特のせきがの発作が出る病気です。100日はおおげさですが、50日近 くせきのつづく伝染病です。
猩紅熱(しょうこうねつ)/
高い熱が出て24時間ぐらいで発疹が出現します。溶連菌の感染によって発病しますが、かかりやすい年齢は3〜10歳くらいです。
おたふくかぜ 流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)/
両側の耳下腺がしっかり腫れると、おたふくのようになるので、おたふくかぜといわれます。流行性耳下腺炎ともいいます。大部分は15歳以下の小児がかかりますが、もっとも頻度の高いのは幼児期です。
プール熱、咽頭結膜熱(いんとうけつまくえん)/
アデノウイルスという微生物が、接触感染によって人の体に寄生し、ノドの痛み、結膜炎、高熱を発します。プールを介して感染し流行することが多いのでプール熱と呼ばれます結膜炎のほかに、のどの痛みを訴えます。38〜39度の熱が2〜3日つづきます。
ヘルパンギーナ/
乳幼児の間で流行しやすい夏かぜの一種で、38〜40度の高熱が2〜3日続きます。ウィルスによるかぜの一種で、夏に多い病気です。発疹はありませんが、のどの軟口蓋にアフタのような赤い斑点がたくさん現われ、痛がります。
手足口病(てあしくちびょう)/
発熱、口の中の痛み、水疱を伴った発疹が特徴です。病名のとおり手足の皮膚や口の中の粘膜に粟粒からあずき大の水橋性の発疹ができます。夏から秋にかけて多い病気で、熱は2〜3百つづきます。
水ぼうそう 水痘(すいとう)
水痘は、潜伏期は約13日〜17日、空気感染や接触感染でうつります。新生児やおとなでも感染し、成人が発病すると、神経痛をともなう重い症状になります。特徴は発疹ですが、最初はかぜのような症状があり、小さな紅斑が胸、腹部にできますが、とくに頭髪のはえぎわによくできます。
突発性発疹症(とっぱつせいはっしんしょう)/
乳幼児がかかります。高熱が続き、急に解熱したあと、その解熱前後から、発疹の出る病気です。3日間原因不明の高熱がつづき、4日めに熱が下がり、全身にはしかのような発疹がでて終わるという経過をとります。ウイルスが原因と考えられていますが、特有なウイルスは発見されていません。
風疹(ふうしん)/
風疹は3日ばしかともよばれ、その名の示すように、2〜3日で熟も下がり、発疹もうすくなって消えてしまいます。病原体は風疹ウイルスで、多くのかぜの仲間のウイルスと同じように飛沫感染のかたちで伝染します。
麻疹(ましん) はしか/
発熱・発疹・咳を主症状とする急性の感染症で、高熱が続きます。伝染力の強い急性伝染病で、子供にとって、大病の一つといえます。約2日の潜伏期のあとに発症しますが、まず発熱があってから目やに、鼻水につづいてせきがでてきます。
起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい) たちくらみ/
寝ている状態から起き上がった時に血管の調節がうまくいかず、症状が出るものをいいます。貧血とは関係ありません。立っているときにめまいがする(たちくらみ)、朝、寝起きがわるい、乗物に酔いやすい、入浴のあと気持がわるくなったり、少しからだを動かすとどきどきする、などのいろいろな症状があります。
微細脳障害(びさいのうしょうがい) 多動症候群/
症状としては、動き回って落ち着きがない、注意散漫、衝動性、情緒不安定、反社会的行動、学習障障、などがみられます。脳性麻痺とか、精神発達遅滞など脳波に変化のある子とは異なり、知能はほとんど正常です。
乳幼児突然死症候群(にゅようじとつぜんししょうこうぐん)/
今まで健康であった乳幼児に何の予兆も既往歴もないまま、突然死をもたらす疾患として古くからその存在が知られていました。乳幼児が予期しない突然の死をとげ、いろいろの検査によっても死因が証明されません。
重症心身障害児(じゅうしょうしんしんしょうがいじ)
重度の知的障害及び重度の肢体不自由が重複している児童」をいいます。身体障害の程度は1〜2級で、自分ではほとんど運動できません。精神障害の程度も、知能指数(IQ)で表わすと35以下で、常時介補の必要があるものです。
精神遅滞(せいしんちたい) 精神薄弱
精神遅滞は、知的機能が全般的に平均よりも低く、環境に適応することが困難な状態を示します。脳性麻痺とは別の病気で、精神発達が遅れたり、または発達が停止するもので、その程度はきわめて重度のものから、小学校の特殊学級に入れる程度までいろいろあります。
脳性麻痺(のうせいまひ)
脳性麻痺は出産の時期に起こる脳血管性のもので、胎盤からの切り離された後、自ら呼吸を始める間の酸素の欠乏によるものです。脳の発達途中におこった脳傷害によって、永久的な中枢神経性運動障害をおこしたものです。
点頭てんかん(てんとうてんかん)/
乳児が瞬間的に首を前に垂れ(うなずく形)、両手を上にあげる格好をする発作を子供の病気くり返す病気で、てんかんの一種です。発病年齢は生後5、6ヶ月ごろがピークで、男児に多く生後1歳未満に発病します。
熱性けいれん(ひきつけ)/
乳幼児のけいれん(ひきつけ)のなかで、もっとも多いのがこの熱性けいれんです。子どもたちが、急に高熱をだし、多くは全身性のけいれんで、1〜2分程度で、自然にとまります。このほか、意識を失うだけのけいれんなどもあります。
小児神経症(しょうにしんけいしょう)/
小児神経症は、心理的原因によって、身体や精神に引き起こされた異常のことです。
夜尿症(やにょうしょう) おねしょ/
4歳児では1/4のお子さまがおねしょをしています。5、6歳で約15%、小学校低学年で約10%、小学校高学年で約5%というデータがあります。三歳までは睡眠中に尿をもらしても病気とはいえません。しかし、四歳を過ぎて、ほかにからだの異常はないのに、夜中に尿をもらすのは、夜尿症です。
尿路感染症(にょうろかんせんしょう)/
乳幼児の原因不明の発熱の場合、しばしばみつかる病気です。乳幼児では原因のはっきりしない発熱だけが症状のことが多く、突発性発疹やカゼと紛らわしいことがあります。嘔吐や下痢を伴うこともあり、発熱以外に腰の痛みや排尿時痛、残尿感を訴えたりしますが、おとなと違い、乳幼児では発熱以外にこれといった症状がなかったりします。
マイコプラズマ肺炎/
マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間に位置する 病原体であるマイコプラズマの感染でおこる肺炎です。発熱につづいて強いせきががんこにでますが、呼吸困難はあるとは限りません。
細菌性肺炎(さいきんせいはいえん)/
細菌性肺炎の原因菌は肺炎球菌が最も多く、次いでインフルエンザ菌です。これら細菌が肺胞に到達することで発症します。発熱とせきのほかに、呼吸困難が加わるのが特徴で、息づかいが速い (熱があるだけでも速くなるが)だけでなく、小鼻を動かす(鼻翼呼吸) とか、口を開けて呼吸するようになります。
仮性クループ/
喉頭周辺が狭くなって空気を十分に吸い込めなくなる状態がクループです。おもに夜になって、乳児や小さな幼児が急にぜーぜーして呼吸困難になってくる病気です。
リウマチ熟/
幼児に多く、あとで心臓病になってしまう危険のある病気です。膝、足首、手首、肘などの関節痛がおもな症状で、皮膚に特有の発疹、心炎、異常な動作などもみられます。発熱のあることもあります。
川崎病(かわさきびょう) MCLS/
急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群、すなわちMCLS(Muco Cutaneus Lymphonode Syndrome)と言う病名が付けられています。発見者(川崎氏)の名前から俗に川崎病ともいいます。
慢性扁桃炎(まんせいへんとうえん)/
習慣性扁桃炎または反復性扁桃炎ともよばれます。慢性単純性扁桃炎は、持続的なのどの痛み、乾燥感、違和感、微熱などの症状があるものです。毎月または二か月に一回ほどの間隔で発熱し、扁桃炎といわれて幼稚園を休みがちな子は、扁桃摘出が必要です。
急性扁桃炎(へんとうえん)/
口蓋扁桃(こうがいへんとう)の急性炎症のことをいいます。急に38度以上の熱がでて、扁桃が真っ赤にはれ、白い斑点がつきます。主な症状は、のどの痛み、発熱や耳への放散痛、全身倦怠感、食欲不振があります。
扁桃肥大(へんとうひだい) アデノイド/
口を開けてのどをみたとき、両側の扁桃がひじょうに大きくなっている場合を扁桃肥大といいます。熱が出たときなどよく扁桃腺がはれているといわれますが、ただ大きいというだけでは摘出する必要はありません。
周期性嘔吐症(しゅうきせいおうとしょう) 自家中毒症/
幼児に多く、2歳以下の子供にはおこりません。食あたりなどのはっきりした原因がないのに、子どもが1日数回から数十回、激しい嘔吐を繰り返し、ぐったりと元気がない状態になる病気を周期性嘔吐症といいます。
腸重積症(ちょうじゅうせきしよう)/
1歳前後の乳幼児に突然おこる病気で、腸が腸の中にめりこむものです。腸の一部が腸の他の部分に入り込んでしまって通過障害や血行障害を起こす病気です。時間が経つと入り込んだ腸が血行障害を起こし腸が壊死を起こしたりしますので緊急を要する病気です。
乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう) 糖吸収不全症侯群(とうきゅうしゅうふぜんしょうこうぐん)/
乳糖を分解できず、赤ちゃんが下痢をしてしまうのが乳糖不耐症です。がんこな下痢、嘔吐、腹部膨満がつづく病気で、先天性に乳糖分解酵素が欠損しているためにおこるものと、後天性におこるものとがあります。
白色便性下痢症(はくしょくべんせいげりしょう) 小児仮性コレラ/
突然嘔吐がはじまり、まもなく激しい下痢をします。米のとぎ汁のような水様性の白っぽい下痢をするようになります。 急性消化不良症の一つのタイプで、一二月から二月ごろにかけて、白い下痢便 (米のと ぎ汁のような便)の出るものをいいます。
臍ヘルニア(さいヘルニア)/
出べそのことですが、指で押さえると引っこむことが特徴です。腸の一部がおへその下に飛び出したもので、泣いたりいきんだりすると、おへそがふくらみます。
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)/
そけい部から陰のうにかけて硬くしこり、陰のうは赤みを帯びている状態です。片側の陰嚢、または鼠径部がときどきはれてきて、指で押しているともとにもどり、はれがなくなるときは、この病気の疑いがあり ます。
陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)/
陰嚢にたまった水は、自然に吸収されることがほとんどですが、陰嚢がかなり大きい場合や、長期間継続する場合は陰嚢水腫ではないかと疑います。
臍肉芽腫(さいにくがしゅ)/
へその緒が取れたあとはすぐ皮膚でおおわれますが、皮膚がおおう前に肉芽が盛り上がって、小さなしこりを作るのが臍肉芽腫です。毎日アルコールで消毒していても、分泌物が出てガーゼに黄色いものが付着していることがあります。
フェニルケトン尿症/
フェニルケトン尿症というのは、アミノ酸の一種であるフユニルアラニンを分解するのに必要な酵素が生まれつき欠損しているために、体の中にフユニルアラニンが蓄積しておこる遺伝病です。
未熟児網膜症(みじゅくじもうまくしょう)/
胎児が予定より早く生まれてしまったため、網膜血管の発達が終わっていない為に生じる疾患です。新生児期にはなんらはっきりした症状はないのに、あとになって視力障害、極端な場合は失明してからわかるものです。
高ビリルビン血症(こうびるびんけっしょう) 新生児黄疸/
血液中のビリルビンが正常域を超えて高くなる重症黄疸です。黄疸とは、血液中の赤血球がこわれ、黄褐色のどリルビンという物質が増えるために、からだが黄染することをいいます。もっとも危険なのは生後24〜36時間に現われる黄疸です。多くの例で交換輸血をしなければなりません。
呼吸窮迫症候群(こきゅうきゅうはくしょうこうぐん)/
「肺サーファクタント」とは肺の表面活性物質でこの物質の存在のおかげで肺はつぶれず呼吸をすることが可能になります。このサーファクタントが不足しているか、あるいはそのはたらきが阻害されたために、肺胞がしぼんでしまって呼吸困難を起こす病気です。